こんにちは!
まもなく始まる「第9回アートギャッベ展in大津」で皆さまに楽しんでいただけるよう
ただ今せっせと準備中です
さて、今日はアートギャッベに使われている色の素材についてお話をしたいと思います。
優しさをたっぷり感じ、そして深みのある美しい色たち。
その理由は化学染料ではなく天然素材を使っているから
しかも羊の持っている毛質や毛色がそれぞれ違うので、草木で染め上げた色も
全て同じにはならないんです
赤色の素材は【アカネの根】
世界各地に自生する茜。
アカネを使った草木染めは古くから行われていて、煮出した液にアカネ色素が
たくさん含まれているので色がとっても出やすいんです。
黄色やライトブラウンの素材は【ウコン・ザクロの皮】
ペルシャ産のザクロは世界的にも有名で、皮の部分から淡い茶黄色の色素が取れます。
皆さんよくご存じのウコンからもキレイな黄色が生まれます。
青色の素材は【インディゴ】
日本でもおなじみの藍染のインディゴブルー。
ペルシャ語でニールと呼ばれるマメ科の藍から採られます。
釜で染める時は緑色なのですが、引き上げて空気に触れると
とっても綺麗なブルーに変化します。
緑色の素材は【ジャシ―ル】
日本であまり知られていないジャシ―ルは、イラン南部のザクロス山脈に分布している
背の低い木。
抽出される色素は黄色に近い色なので、インディゴなどを混ぜて色を作ります。
草木染めで仕上がった優しい色のアートギャッベはいろいろな空間に合います。
グッと目を引くお部屋の中心としてのアクセントになるものもあれば
今までからそこにあったかのように馴染み、他の家具を引き立たせる存在になるものも…
世界で一つしかないアートギャッベとの出会いも運命です♡
毎日幸せな気分になれる“運命の一枚”に出会っていただけますように…